新パートナー '87型 DUCATI 750Sport (かなり改 その1 No041 2012/05/08
全体像からどうぞω
DUCATI 750Sort 改 ほぼ 900SS 仕様 諸元表(大幅に推定含む
現在の仕様 | ベース 750Sport の仕様 | |
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車名 | DUCATI 750Sport( '87~'90年ごろ生産 正規輸入されていない銀黒(黒銀?)カラー |
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エンジン | 空冷2バルブデスモ90度Lツイン 多分904cc | 空冷2バルブデスモ90度Lツイン 748cc |
キャブ | FCR37 別体式ショートマニホールドタイプ | Weber 44DCNF |
馬力/トルク | 80馬力/不明(シャシダイ後輪出力 | 74.5hp/70Nm(軸出力 |
ミッション | 6速 | 5速 |
Fフォーク | ショーワ倒立 フルアジャスタブル (おそらく90年代後半の900SL用にステムごと交換 |
マルゾッキ正立40mm |
リアショック/ スイングアーム |
オーリンズフルアジャスタブル(おそらくSS1000DS純正 オーリンズ DU008 46PRCタイプ 長さ345mm SS900 or SS1000DS用 ロングタイプ アルミスイングアーム 91~SSは325mm?若干短いタイプなので流用はおかしいな~とか思っていたところ、よく調べたら89-90用のDU008だと判明 |
マルゾッキショック ベルリッキ アルミスイングアーム |
Fブレーキ | Wディスク ブレンボ4pot2padタイプ ブレンボ320mmフルフローティング レーシングディスク |
Wディスク オムスビ大ブレンボ 280mmディスク |
Rブレーキ | いわゆるカニブレンボ | オムスビ小ブレンボ |
Fタイヤ | 120/70ZR17 ミシュラン パイロットパワー(ちょっとヤレ マルケジーニ アルミ鍛造 M10S |
130/60ZR16 ミシュラン A59X アルミホイール |
Rタイヤ | 180/55ZR17 ミシュラン パイロットパワー(ちょっとヤレ マルケジーニ アルミ鍛造 M10S |
160/60ZR16 ミシュラン M59X アルミホイール |
乾燥重量/装備 | 不明 | 180 kg / 191 kg |
その他 | サーモスタット付 大型オイルクーラー テルミニョーニ オーバルサイレンサー ブレンボラジアルポンプ(ブレーキ AERA アルミステップ(フレームを切りベースを溶接して固定 motogadget製 デジタルマルチメーター アルミ削りだしハンドル(メーカー不明 ガソリンタンク改造(ブリーザー増設+裏埋め フレーム粉末塗装(丈夫な何とかコートだとか 90年後半用と思われるハーネス類 12Vカプラ引き出し(ナビ設置用のスペース在り ETC エンジンは基本ノーマルO/H+軽量フライホイール POWER HOUSE MOTOR CLUBによる施工の模様 |
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スポーツ寄り候補 DUCATI 900SS、スーパーバイク996、748、ハイパーモタード。BMW R1100S、R1200S。
ツアラー寄り候補 DUCATI ムルティ1100DS。BMW R1150Rロックスター、R1150RS。TDM900。
わりと真剣に考えていたのがこなれてきた996と748。特に996は手ごろでそこそこ程度がいい個体が東名名古屋さんに。距離を乗るしBMW R1100Sもいいな~とぶらぶら物色してました。
そしてオートプラネット名古屋さんで、ギプスを巻いたままあれこれ物色していると、「お、ダルマの黒銀なんかあるのかー」・・・・「っえ?(二度見」
ホイールが変わってる、スイングアームも違う、あ、フォークが倒立、ってか(略
店員さんに聞いても見た目でわかる以上のことは不明な車両との事で、正規ディーラーとしては格安で展示されてました。
よく見ると丁寧に皮膜されたハーネス類、適切なバンド固定、サイドスタンドスイッチまで設置、他、そこかしこに「丁寧な仕事」に惚れ込み「このダルマ、俺が飼わずに誰が飼う!」と一発で撃沈されましたω
後に細かく仕様を確認しているうちにPOWER HOUSE MOTOR CLUBさんで作られた車両では無いか、との推測から失礼ながらお電話で詳細を伺ったところまさにその通りでした。異常なほど丁寧な仕事も納得で、乗ったときのバランスも特に違和感無く、「あ、SSだ」と躊躇無く開けて行ける、流石にムルティほど深い懐はありませんが、柔らかい足でヒラヒラドゴーンと元気に走ってくれます。
クランクケース、オイルクーラー
ちょっと荒れ気味のクランクケース。磨くかなぁ。カウル内めいっぱいの大きさのオイルクーラー+サーモスタット
ハンドル周り
アルミハンドル+ブレンボのラジポン
ヘッドライトスイッチが年代を感じさせます。
あと高確率で折れてる、ウィンカーのポッチはまだ生き残ってます。 Jrさんのは早々に折れましt
ステップ周り
側面オープン。
お山でキャブからガソリンだばぁした時に分解した図ω
本来ステップはフレームマウントの所を切り飛ばしてベース部分を増設、そこにねじ止めされてます。
ちなみ一般的な「バック(アップ)ステップ」ではなく、AERA独特の「フロントアップステップ」。なかなか通なパーツがつけられてます。
FCR+パワーフィルター
DUCATIで一般的なダウンドラフト2連では無く、ホリゾンタル+ダウンドラフト独立タイプFCR37。
パワーフィルタ仕様。ですが、ボロボロだったので交換。相変わらず車載のままジェット交換できる整備性の高さが自慢ω
ショートマニホールド+パワーフィルタで開きスペースになった、本来エアクリーナーボックスが入るタンク裏のスペースは埋められてます。
乱気流を抑えるため?ガソリンが入るスペースとして活用されてる?まさかねぇ、、、(不明
妙にぐずつくのでFCRをプチO/H。
スライドバルブガリガリになってたり、コチコチになってるOリングとか全部とっかえましたω
加速ポンプも挙動不審だったのでざっくりと交換!
リアサス、スイングアーム
このタイプでお約束の逆装着リアショック。ダルマSS用の社外オーリンズ。
エキパイがタンクの近くを通ってるので遮熱したほうがいいかも。
前のオーナーはF15丁:R41丁の超ショート設定。お前は400ccかってぐらい忙しいかったので本来のF15丁:R37丁にセット。ついでにチェーンも交換。
マルケホイールェ…。
motogadget製デジタルメーター
超コンパクトでフル機能のmotogadget製デジタルメーター。
各種インジケータランプに加え、ギア比入力でシフトポジション表示、シフトアップインジケータ機能、加速G、標高、平均時速諸々てんこ盛りなのはいいけれど、表示が1行しかないため、オドやトリップを出すと速度が見えない罠。あ、シフトポジション+速度表示が標準です。
しかし、謎なのはここまで多機能なのに、トリップが1個しかないのはドイツ人の考えることはよくわからないω
シャシダイ、パワーチェック
コンディションを確認するため、近所にある、アクティブで有名なシャボン玉さんで馬力測定してもらいました。
赤が納車直後、バッフル装着、キャブそのまま状態。青がバッフル抜き、キャブO/H後の数値。
904ccエンジン+FCR37では、なかなかいい数値の後輪出力80馬力もさることながら、とても綺麗なパワーカーブがイカしてます。