新パートナー No,017 2009/04/24
黒猫っていいよね
ムルティストラーダ
新しいパートナーはこいつに決まりました。
DUCATI Multistrada 1000DS(ムルティストラーダ)2004年式 走行26000km
エンジン形式 | 空冷Lツイン SOHC2バルブ デスモドローミック ツインスパーク |
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排気量 | 992cc |
ボアxストローク 圧縮比 | 94mm x 71.5mm 圧縮比10.5:1 |
出力 | 85hp/8000rpm 8.5kgm/5000rpm |
車体 | 乾燥重量200kg シート高850mm |
駆動系 | 6速ミッション 乾式クラッチ チェーン駆動 |
燃料、排気システム | ハイオク指定 ガソリンタンク20L マレリ製フューエルインジェクション Euro2対応触媒 |
足回り | F:倒立43mmフォーク ショーワ製フルアジャスタブル R:リンク式モノショック ショーワ製フルアジャスタブル |
タイヤサイズ | F:120/70ZR17 / R:180/55ZR17 純正装着タイヤ:ピレリ スコーピオンSYNC |
ブレーキ | 前後ブレンボ製 F:4pot2pad対向キャリパ セミフローティングダブルディスク R:カニっぽい? |
他 | リア片持ち式スイングアーム (無駄に)多機能デジタルスピードメーター+アナログタコ イモビライザー標準装備 |
空冷新世代のDSエンジンを搭載したのツアラータイプで、
ジャンル的には長い足、幅広のバーハンドルを持ち、ほぼ直立して座る姿勢の大型OFF系、アルプスローダーです。
一般的なアルプスローダーは大型オフロードモデルをベース(エンジン等)にしている車種が多いですが、ムルティはエンジンもフレームもオンロード起源の比較的珍しいタイプです。
特徴はなんと言ってもホームラン級のバカ奇抜なデザイン。特になぜかハンドルマウントされ、上半分だけハンドルと一緒に動くシールド部分と唐傘オバケな一つ目。
同じピエールデルブランチデザインのSS1000DSやスーパーバイク999とあちらこちらが似通ってます。
後ろには二連装ショックカノン搭載。
ムキムキに張り出した見た目に騙されますが、車体の骨格そのものはものびっくりする位スリムです。ひょっとしたら400SSJrより細いかも。よく見ると判りますが、リッターLツインエンジンのシリンダー幅+α程度(実質600ccシングル程度)しかありません。
多分日本だと「マーケティングが…想定される…」云々、「商業用デザイン」で物を作るのに長けているからこそ、出てこないバイクだと思います。ひっくり返せば直情型の向こう見ず「デザイン」で創るイタリア人って…
21世紀のバイクらしく、恐ろしく静かな上に、暖気もほぼ不要で動ける事(動き出せるだけで暖まるまでは控えめに)に感動。Jrさんは3分は暖気しないと「その場」から動いてすらくれなかったですはい。
リッターバイクとしては非力な部類ですが、それでもぬわわkm/hで巡航中にグイっとすると、控えめで大人しかった排気音が途端に凶暴化し、ふわわkm/hまでドゴーン!と「当たり前」のように加速。クネクネ道へ持っていくと車体から「攻めろ!攻めろ!ハイそこ!ブレーキ甘いよ!」と、脅迫するようにプッシュされ、やっぱりDUCATI血統は手ごわくもあり、いい意味で「見た目に裏切られた」感じです。
ちょっと走行が多めでクラッチから盛大な騒音を出してますが、ちゃんとパワーも出ててよく走る子です。前の人がシートのアンコ抜きとか車高ダウンキットを入れていましたが、シートは某オクでゲットしたサージェント製に交換、リアリンク、Fフォーク突き出しはとりあえず標準に戻してます。
既にあれこれ取り付け済みω
インプレッションやいじりんぐは次回に続く